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第1話 パパ活
(1)
息を切らせながら私の上から離れた彼が、私の腰の下に手を入れ片方だけを少し持ち上げるようにして、後ろ向きになるように促す。
私は四つん這いになる。後背位(バック)だ。
彼は私の腰を後ろから持って、彼のモノを私の股間にあてがい、少し上下に探る。探り当てると、彼のモノがグッと入ってくる。
後ろから入れられると、奥まで届いている感じがして、思わず「あうっ」という声が漏れてしまう。
後背位は嫌いじゃ無い。
なにせ彼を正面から見ないで済む。正常位だと頻繁に求めてくるキスも後背位だと(やりにくいので)あまりしなくて済む。
ただ、時々後ろから乳房を鷲づかみにされるのには閉口する。
激しく突かれ、快感が躰を貫き、声が漏れ続け、身体を支えていた腕の力が抜け、上半身がベッドに崩れる。
おしりを突き出す形になると、彼のモノが違う角度で当たり、より刺激が強くなる。我慢できなくてシーツをギュッと掴んでいると、彼が逝ってくれた。
・・・・・
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